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自分がされて嫌なことは人にもしない
大概の人はこれで理解出来ると思いますが今の世の中『なんでそんなことで怒るの?』『なんでそんなクレームを?』という方が少なからずいらっしゃいます。
今の世がここまで拗れているのはその嫌なことのボーダーラインの個人差が想像以上にかけ離れてしまっているのでしょうね。
除夜の鐘にうるさいというクレームが入るのもそういうことのあらわれなんだなと感じます。
モンスターペアレントや悪質クレーマーというのも同様に。
ここからは自分の主観なのですが
そうやって他者に対して攻撃に転じる人というのは普段の自分の状況やとりまく環境に不満を抱えている人なんじゃないかなと思うのです。
どうにもならない現実、自分への不満、やり場の見つけられないいらだち。
そういうことが鬱積してその捌け口として他者に対してクレームをつけてるのではないでしょうか。
そしてそこに独自の理論で自分を正当化したうえでやってるのでなかなか反論も聞き入れて貰えない。
もちろんまっとうなクレームもありますし多くのクレームは正しいのかもしれませんが理不尽なことも少なからずあります。
それらのまっとうなクレームも理不尽なクレームも聞き入れてしまう現状があるのもよろしくないですよね。
昨今のSNSによる拡散行為や晒し行為がこの現状を助長している部分もあるのでしょう。
そこで『人にされて嫌なことは人にもしない』と言ったところで拡散や晒しをしている人たちは悪いことをしてる自覚がないのであまり効き目がないのだと思います。
この悪循環にブレーキをかけるためには要所要所でそれぞれに抑止していくしかないと思うのです。
どこか1ヵ所でシンプルにこうしましょうああしましょうとブレーキをかけただけでは元にもどれないところまできてしまっているのではないでしょうか。
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