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学歴と会話内容の関連性ですか。学歴を高学歴と中学歴と低学歴に分類します。東大を卒業した人は高学歴。一般的なレベルの大学を卒業した人を中学歴。それ以外の人を低学歴。
会話の内容を面白い面白くないと感じるのには個人差がありますし、一般的なレベルの大学を卒業している人は多いので、目新しさを感じないのかも知れません。理論的に証明するのは難しそうですね。
会話内容をコミュニケーション能力とします。高学歴の人はコツコツ勉強してるタイプが多いかというとそうでもありません。大学試験は時間制限がありますから、高い処理能力やセンスが必要です。頭の回転が速くないと、いくら知識があっても合格は難しいです。この処理能力は会話でも活きてきます。
例えば、こちらの言いたいことを瞬時に判断し、的確な回答を出すような場合に力を発揮します。または知識とセンスを効率よく発揮して、内容の濃い魅力のある会話の時間を作り出します。そのため、個人的には、多少高学歴なくらいのほうがコミュニケーション能力も比較的高いと思える人が多いと感じています。
しかしながら、そもそもコミュニケーション能力そのものが、どのコミュニティに属するかで評価が変わる相対的な能力です。例えば、優れた言語能力があり処理能力が高く、理解速度が速く万人受けするような優秀な人でも、コミュニケーション能力が低いとされてしまう時があります。それは逆に処理能力の低い人たちと話すような場合です。話すペースや理解速度がかみ合わないので、処理能力が低い人たちから見たら、コミュニケーション能力が低いことになってしまいます。これは逆のケースもあります。
つまり学歴とコミュニケーション能力(会話内容)の関連性は存在するのですが、一般的なレベルの中学歴の人が相対的に見たら多いわけですから、中学歴の人がコミュニケーションをとりやすいというのは考えられます。高学歴の人のコミュニケーション能力が高いと評価されない場合もあるのではないでしょうか。
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